【株式会社JCU】導入事例

装飾・防錆めっき技術、電子・半導体関連めっき技術の提供により、「めっきを中心とする表面処理技術で人々の豊かな暮らしをサポート」し続けてきた株式会社JCU。広報業務も兼任しながらIRを牽引している担当者に「取材カレンダー」導入前後の変化や、今後実現していきたい事をお伺いしました。

役割について教えて下さい。

経営企画部に広報・IR課があり、IRは部長と2名体制で行っています。広報含めても3名体制の少人数部隊です。経営企画部の広報・IR課なので、広範囲で情報が入りやすいのが助かっています。事業展開の方向性、自社の全体像のみならず業界の動向まで把握しやすく、会社の進むべき道をしっかり集約してから外部に発信することができやすくなっています。

これまでの業務上の課題を教えて下さい。

IR面談のスケジュール調整は、先方の貴重な時間を頂戴するのにミスがあってはいけない大事な業務という認識がありました。日程調整依頼が入ると、スケジュールを目で確認し、そして個別に文面を作成してメールでご案内していました。依頼が重なるのは業務繁忙期であり、1人で他業務と合わせて日程調整を人力で実施するのは時間がとられて限界があると感じていました。また、自分の日程だけではなくスピーカー対応をする上長や役員、そして社長の日程も余分に仮押さえをしなくてはならないことも非常にストレスでした。

「みんなの説明会※1」と出会ったきっかけを教えて下さい。

ミスを防ぐためにも、社内・外部でも効率の良いスケジューリングツールがないか検討していた時に、機関投資家からみんせつの紹介をいただき、興味を持っていたところ、みんせつの担当者からお電話をいただきました。
※みんなの説明会:無料で事業会社のIRが決算説明会の掲載、証券会社/機関投資家とのアレンジが、議事録が作成できるサービス

導入の決め手は何でしょうか?

無料トライアルを開始して便利だと実感し、すぐに導入しました。システムがわかりやすく使いやすいこと、利用金額が負担にならないことが決め手です。特に他社サービスとの比較検討もせずに即決しました。

導入後の活用方法について教えて下さい。

まず、サイレント期間に入ったらすぐに取材スケジュールを作成しています。取材の日程調整を「取材カレンダー※」で多く行うために、面談依頼がメールで来た場合、「取材カレンダー」のURLを案内しています。一度、「取材カレンダー」を使っていただくと、次の四半期からはみんせつ経由で依頼がきます。直近の面談数は四半期で40件前後で、そのうち「取材カレンダー」での日程調整は約半数です。残りの半数は証券会社経由または新規投資家ですが、いずれは全て「取材カレンダー」経由に統一したいと考えています。

また、今年から始まった取材スケジュールの投資家配信サービスも利用しています。配信後1〜2日は明らかに取材依頼数が上がるため、効果を実感しています。新規の投資家だけでなく、最近は接点がなくなっていた投資家からの申込みもありました。決算関連資料も公開できるので、東証や自社HPでの開示に加え、少しでも当社を知っていただく機会と捉えています。
※取材カレンダー:事業会社の機関投資家との取材スケジュールを作成し、証券会社/機関投資家へURLを共有することで取材アレンジを簡単にできるみんなの説明会の機能

導入して課題解決されたことを教えて下さい。

導入前は取材依頼が入ると、スピーカー全員のスケジュールを目で確認し、日程を仮押さえして個別に文面を作成するという一連の手作業がなくなりました。先方の調整を待っている間に、別の依頼が入ると、その前にお渡しした候補日程を避けなければならず、提示できる日程が少なくなり、調整が難しくなっていました。またある時は、お渡しした候補日時の中から希望日をいただいたのにも関わらず、後から確定してしまった別のアポイントとダブルブッキングしてしまい、リスケをお願いする事態になったことがあります。忙しい日程の中でご調整いただいたのに、非常に申し訳ない想いでした。「取材カレンダー」は、同じ時間に複数の依頼が入らないため、ダブルブッキングなどのミスもなくなりました。
また、メールの時はスピーカー名も記載するようにしていたのですが、「日によって対応者が未定」にするしかありませんでした。今は選択いただいた日に対応可能なスピーカーをすぐに決定できるため、そういう説明も必要なくなりました。スケジューリングの手間が省けたと同時に、先方にも迷惑がかからなくなったのは大きなメリットです。

投資家へ取材カレンダーを配信するサービスにより、連絡をしていない機関投資家からも面談申し込みをいただくこともあり、面談数増加に寄与していると思います。

今後IRで実現していきたいことはありますか?

当社の知名度を上げていきたいと考えています。そのために会社説明会、技術説明会などのスモールミーティングを開催し、より多くの機関投資家・証券会社アナリストなどの担当者に各種案内の配信をしていきたいです。そして、会社案内や決算資料含む各種資料を「みんなの説明会」での公開を充実させたいと思っています。

最後にみんせつに期待していることを教えて下さい。

みんせつ主催のセミナーに参加していますが、非常に勉強になるので引き続き定期的に実施してほしいです。また、他社との横のつながりが最近少ないので、つながれるようなイベント、またはシステムがあると嬉しいですね。社内では実質1人でIR業務を対応しているので、同じような立場の人との情報交換の場があれば1人で悩まず解決できる気がしますし、IR担当者が共同して機関投資家向けの新しい取り組みなどもできるかもしれません。そういった活動の場を運営していただけると大変心強いです。

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